予備校時代の頃
某美大の試験の帰り道
黄色い色彩の多い不思議な記憶として憶えている。
今本屋といえば?という事を考えていた、
ら、本屋で思い出した。
足下の悪い道とか泥とか茶色
試験の帰りに寄った
小さな古本屋さんで
なにか連れて帰らなければ(買わなければ)
というある種脅迫にも似た何かに突き動かされて
選び抜いたのが1986年ターナー展の図録だった。
レジに持って行った時、
確か初老のおじさんがいたんだ。
そのおじさんは
わたしが選んだターナーの本を何度も愛でる様に触って
おおコレは良い本を選んだねみたいな事を言った。
本屋で”手厚い”扱いを受けた事が無かったので
(古本屋に滅多に行かなかったので)
ちょっと変な気分だった。
そのおじさんがしいれたのだろうに
仕入れたからこそか
“手放す”ということなのか
手放す相手がわたしで良かったのだろうかと
少し考えていた。
だけど買って良かったという喜びの方が勝っていた。
その帰り道や風景がターナーの描いた風景の様だったので
わたしは選んだのだと思います。
そして今ここにある。
1986年だなんてわたしは生まれて2歳だと考えるとすごい面白いです。
でもちっとも色あせていません。
だってページをめくったら
この図録を買ったと思われる人が挟んでおいたチケットが
この手に残っているのです。
ターナーの風景と共に!

図録にチケットが入っていると嬉しいですね。
わたしも図録にはチケットを挟みます。
気に入った所のしおり変わりにでも。
ターナー展またやらないかな。
あぁ絵に空気が流し込められているなんて
とても恍惚とします。
現代アートに空気は流し込められているのだろうか
自分の絵にも空気を感じるだろうか
・・・とまぁ
この時の記憶がすごく心地よい。
過去の記憶は後味の悪い物ばかりだと思ったけど
そうでもないらしい。
またあの本屋に行きたいな。
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ターナーと古本屋の色彩
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